アユツリオヤジ
稍重の福島芝1200mで1分8秒5を記録した前走。過去の福島芝1200m・道悪馬場においてこの時計を上回ったのはわずか1頭しかいない。価値の高さは言わずもがな、相手関係を差し引いても3勝クラスで5馬身差勝利はなかなかお目にかかれないもの。前走をフロック視するのは危険だ。

イベリス
昨年秋のスプリンターズS以降はフタ桁着順続き。厳しい印象は否めないものの、古馬相手に3着を確保したセントウルSは好内容だった。同馬の姉はアイビスサマーダッシュ連覇のベルカント。外枠を引き当てられるようなら侮れない。

カッパツハッチ
昨年のアイビスサマーダッシュ2着馬。巻き返しを警戒したいところだが、同レース以降掲示板内ゼロと不振にあえいでいる。リピート特性の強い条件だけに何らかの印は必要だと思うが、上位評価に据えるには躊躇してしまう。

クールティアラ
直線巧者だが、オープンクラスでは17.16.6着と厚い壁にぶち当たっている印象。重賞のメンバー相手では厳しい。

ゴールドクイーン
芝レースを使われるのは約1年10カ月ぶり。惨敗続きだった当時の状況を踏まえると致し方ない判断だが、葵Sではラブカンプー、トゥラヴェスーラを完封……もともと芝適性は秘めている。良馬場中山ダート1200mで1分9秒0を記録した昨年秋のパフォーマンスは、この馬のポテンシャルを示すもの。ノーマークは禁物だ。

ジョーカナチャン
直線競馬では【2-1-0-1】と安定した成績。当然ここも期待がかかるが、唯一馬券圏外に敗れたレースが内枠だった点は見逃せない。枠順のファクターが大きい直線競馬なりの成績という見方もできてしまう馬。枠次第で評価を変えたい1頭と言えるだろう。

ダイメイプリンセス
オープンクラス昇級後、中10週以上の休み明けでは【0-0-0-3】。好走は前走から1カ月内のレース間隔に限定されている。典型的な叩き良化型である点を踏まえたとき、狙いは昨年勝利を飾った北九州記念なのかもしれない。

ナインテイルズ
フタ桁着順続きの現状。一変を望むのは酷だろう。

ナランフレグ
終始進路取りに苦労した挙句、伸びない箇所を通らされた前走。参考外とみなせる一戦だ。夏の新潟は昨年連勝実績のある得意条件。そのなかには上がり3F31秒7とケタ違いの脚で突き抜けた直線競馬も含まれており、軽くは扱えない。

ノーワン
ハーツクライ産駒は3勝クラス以上の直線競馬で【0-0-0-5】。寒い時季の急坂芝1400m替わりを待ちたい。

ビリーバー
芝1200mで挙げた4勝はいずれも1分8分後半-1分9秒台。時計のかかる馬場適性が高く、開幕週のオール野芝新潟が合うとは思えない。

ミキノドラマー
得意の直線競馬ですら精彩を欠く近走。厳しい。

メイショウカズヒメ
はじめて直線競馬を使われた3走前は見どころあり。開催最終週、インが壊滅状態だった馬場で3枠から勝ち馬と0秒2差……これは注目に値する。今回人気の一角が予想されるジョーカナチャンは当時2枠を引き当て10着。2018・2019年と夏競馬での勝利実績を有する点も不気味だ。外枠なら穴候補として一考したい。

モンペルデュ
父はアメリカのダートGI勝ち馬であるPioneerof the Nile、母父はA.P. Indy系のFlatter。バリバリのアメリカ血統だ。その特色を存分に活かし、これまでダートで5勝。どの角度から捉えてもダート馬としか映らない。当日がグチャグチャの馬場なら一考の余地はあると思われるが……。

ライオンボス
過去10年のアイビスサマーダッシュにおいて、斤量57キロ以上だった馬の成績は【0-0-0-11】。カノヤザクラやセイコーライコウ、パドトロワといった前年覇者もこれに該当している。コース適性は申し分なく、斤量58キロも克服済みだが……。展開を考えたとき、昨年との比較で快速馬が揃い、週末の天候も怪しい。思わぬ凡走も頭に入れておくべきだろう。

ラブカンプー
あっと驚く激変をみせた前走。その前兆がまったくなかっただけに戸惑うばかりだが、夏馬の本質が目覚めたと捉えるべきだろうか。2年前は7→8→9月と立て続けに好走。馬のリズムを考えたとき、食指が動く1頭だ。

レジーナフォルテ
この馬の成績はわかりやすい。直線競馬において馬番ひと桁番時の成績【0-0-0-3】に対し、馬番フタ桁番では【2-1-1-1】掲示板外なし。取捨の基準は馬番だ。仮に内枠を引き当ててしまうようならバッサリ切る選択肢も浮上する。

ワンアフター
未勝利、4走前のパフォーマンスを見るよりベスト条件は左回りの芝1400m。前走はその条件で掲示板外、ここで評価を上げるには至らない。