・エントシャイデン
重賞では【0-0-0-9】と高い壁に阻まれている印象。前走から斤量増で挑む点も含め、強調材料には乏しい。

・ギルデッドミラー
古馬相手とはいえ、51キロの斤量はあまりにも魅力。無条件で印を打ちたくなる1頭だが、気がかりなのは生涯で唯一馬券圏外に敗れた萩S。1800mの距離が堪えたと思われるが、今年の舞台となる阪神芝1600mはプラス1Fの距離適性が求められる条件。2走前のように捌きやすい頭数でもなく、全幅の信頼を置くには躊躇してしまう。

・ケイアイノーテック
「ダノン」2騎とアドマイヤマーズに先着をはたした安田記念5着は立派。3歳マイル王が復活の兆しをハッキリと見せている。【2-0-0-1】掲示板外なしを誇る阪神芝外回り1600mで施行される今年の中京記念。条件替わりをもっとも味方につける可能性の高い馬だ。

・ストーミーシー
現役屈指のタフネスぶりが窺える臨戦過程。そのなかでも好走は東日本での開催に偏っており、この条件は適性外と言わざるを得ない。

・ソーグリッタリング
最低人気の逃げ馬トーラスジェミニが3着に入り、勝ち馬ダイワキャグニーは道中2番手。この馬の前走エプソムCは極端な前残り馬場だった。最内枠を引き、4角4番手を進んだ恩恵は計り知れず、ズンズンと伸びる切れ味が求められる阪神芝1600m替わりでは割り引きが必要だろう。

・ディメンシオン
重賞3着好走歴のある阪神芝1600mは好条件だが、前走で芝1200mを挟んだ点が不可解。夏場に間隔の詰まったローテは得策とは思えず、苦戦は免れられないか。

・トロワゼトワル
中山マイルを1分30秒3で逃げ切った京成杯AH、同じく自分でペースを刻み1分31秒4のヴィクトリアマイル。高速馬場適性に秀でたタイプであることは間違いないだろう。翻って、今回の舞台は梅雨時の連続開催で高速馬場とは程遠い阪神芝。この馬を狙う条件として疑問が残る。

・ハッピーアワー
出遅れ癖が解消されない現状。厳しい。

・ブラックムーン
2018年1月を最後に馬券圏内から遠ざかる現状。こちらも厳しいと言わざるを得ない。

・プリンスリターン
52キロの斤量は魅力も、芝1600mではひと押しに欠ける印象。古馬相手に立ち向かえるだけの強力な武器が見当たらない点は気がかりだ。

・ベステンダンク
昨年以降の馬券圏内は直線平坦コースに限定。急坂コースではリステッド競走でもフタ桁着順に敗れており、前走以上の上積みには疑問が残る。

・ペプチドバンブー
良馬場芝での成績【0-1-0-3】に対し、稍重-不良では【1-2-1-1】。芝レースにおけるこの馬の取捨基準はわかりやすい。当日の馬場コンディション次第で評価を変えたいところだ。

・ミッキーブリランテ
全4勝中3勝を直線急坂コースで挙げる馬。その中には昨年6月下旬の中京開催も含まれており、暑さに対する適性には目を見張るものがある。施行条件変更後の中京記念において、福永祐一騎乗馬の成績は【1-1-2-2】。斤量の関係でこちらの馬を選んだと思われるが、結果オーライになる可能性は十分だ。

・メイケイダイハード
フタ桁着順が続く現状。厳しい。

・ラセット
馬群を縫うようにスルスルと進出し、2着を確保した前走米子S。その切れ味を疑う理由はないが、大外一気ではない戦法での好走を考える必要がありそうだ。仮に同じ戦法を採ったとして、あれだけ上手くいくのはレアケース。一定の評価を下したいところだが、中心視するには躊躇してしまう。

・リバティハイツ
リステッド競走でも掲示板外と不振を極める近走。一変を望むのは酷か。

・レッドレグナント
5着馬まで0秒1差の接戦をモノにした前走。馬場コンディションを差し引いてもレースレベルが高いとは言い難く、重賞の舞台は荷が重いだろう。

・ロードクエスト
古馬になってからの馬券圏内は芝1400m以下。マイルの距離、それもごまかしが利かない阪神芝外回りはいかにも分が悪い。